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自分の作品にずっと思っている事があります。

それは[ 邪道 ]という事。

これは別に自分の作品を嫌いとか卑下しているとかいう事では無いのですが・・・。

あまり機会は無いのですが、グループ展やクラフトフェア等

に参加させて頂くといつも感じます。

とても居心地が悪くて場違いで申し訳なく感じてしまう。

様々なコンプレックスから来る気持ちだとは思いますが・・・。



ここ数年はアートでもクラフトでもないと言われている素晴らしい作家さん達が

注目されているようで、そういう作家さん達の集まる

展示やフェアなどが開かれて、有り難い事にご一緒させてもらう機会があります。

その時も他の方達はアートやクラフトの垣根は超えていたとしても、

しっかりと素材や技術の上に立っているように感じます。

自分にはその自信が無く、事あるごとに疎外感や羞恥心で押し潰されそうになります。



自分は一本の木を一鑿づつ彫っていく彫刻家でもなく

しっかりと図面通りに精度の高い家具を作る職人でもなく

強いコンセプトと意志を持ったアーティストでもない。



王道に憧れながら

でも自分のやり方でしか道は進めません。

そんな自分ですが

作品を買って下さる方・企画展を組んでくれるギャラリーの方達に感謝をしながら制作しています。



6月には静岡のNOKTAさんでの個展があります。

9月には新しい場所での新しい事にも挑戦してみます。

いつか自分の居場所を探せるように。








 
カルトの小屋





とても嬉しいお話しを頂きました。

いつもお世話になっているギャラリーSUの山内さんのご紹介で

クートラスのカルトを飾るケースを作るお話しを頂きました。

山内さんから「カルトの入る小屋のような感じでつくれますか?」との事。

大好きなクートラスの作品を入れる箱を作らせて頂けるだけでもとても

有り難く嬉しい事でした。

そして、納品先は素敵な作り手さんのアトリエという事で作品のイメージを固める為に

アトリエにお邪魔させて頂くと、本当にとても美しく素敵な空間でした。

言葉にするのはとても難しいですが・・・。


ショールームを兼ねたその場所は

ご自身の美しい作品達と主の厳しい目によって選ばれた家具や彫刻作品

それらが制作の場の沢山の材料や道具達と響きあいながら独特の空気を作りだしていました。

この場所に自分の作品がクートラスのカルトと一緒に飾られると思うと

嬉しいのと同時にとても緊張してしまいました。




そして作品が完成して先日納品でした。



アトリエを見せて頂き小屋というよりはもう少し神聖な空気感を出したいなと感じたので


厨子の様なイメージで作らせて頂きました。







古い壁掛け時計を材料に









とても喜んで頂けたので本当に嬉しかったです。





 
みどりのクラフト







急な告知になってしまいましたが、今週末に埼玉県で開催の

みどりのクラフトに参加させて頂きます。











家具や彫刻作品

オブジェや小物も少しですが持っていく予定です。

久しぶりの野外展で緊張しています。

お時間のある方は是非。





4月16日(土)・17日(日)


10:30−16:30

埼玉県狭山市稲荷山公園 内
狭山市立博物館前 芝生広場

アクセス方法など詳しい事はみどりのクラフトのHPなどでご確認ください。

HP      http://midorino-craft.jimdo.com/

            FB     http://www.facebook.com/midorinocraft